根治手術を行った場合でも、生活習慣や排便状態によっては再発する可能性があります。一般的に、再発率はいぼ痔で約3%、きれ痔で約5%、痔瘻で約8%前後と考えられています。
これらの再発の多くは、便秘や下痢といった排便異常が引き金となります。
特に、強くいきむ排便や、下痢を繰り返す状態が続くと、肛門に負担がかかり、せっかく治療した部分に再び炎症や障害が生じやすくなります。そのため、手術後こそ日常の排便管理が非常に重要です。
再発予防の基本は、「快食・快便」 ―― この一言に尽きます。
規則正しい食事を心がけ、過度なアルコール摂取や刺激の強い香辛料は控えめにしましょう。また、便意を我慢せず、自然な便意に合わせて無理なく排便することが大切です。
安定した排便習慣を続けることが、手術後の良好な状態を長く保ち、再発を防ぐ最大のポイントとなります。

