肛門皮垂(スキンタグ)手術

肛門皮垂(スキンタグ)のイラスト

肛門まわりにできるやわらかい皮ふのふくらみ(たるみ)です。見た目のコンプレックスや不快感の原因となることがあります。多くはいぼ痔.きれ痔などの病気がきっかけでできるため、切除だけでは改善せず、原因となった病気の治療を同時に行う必要があります。

スキンタグには原因によって3つのタイプがあります。治療では「なぜできたか」を見極めることが重要です。

❶ きれ痔型 裂肛で肛門が狭くなり、皮ふがのびて残るタイプ。
❷ いぼ痔型 内痔核の腫れや炎症のあと、皮ふがたるんで残るタイプ。
❸ 複合型 きれ痔といぼ痔の両方が関与し、複雑な形になるタイプ。

治療

手術治療

スキンタグができた原因疾患にも注意を払いながら、切除手術を行います。スキンタグ病変は、肛門の開閉機能に関わる部位にできるため、肛門機能を損なわないよう配慮しながら手術を行う必要があります。 CO2レーザーメスでスキンタグをトレースして切除する「レーザートレース法」などがあります。

監修者のご紹介

監修医師 井藤 尚文

1960年、東京生まれ。
1990年代の日帰り痔手術の黎明期から現在に至るまで約30,000人を超える日帰り痔手術を行っている。現役肛門外科医。現職八王子クリニック 理事長