嵌頓痔核とは、無理な排便や強いいきみなどをきっかけに、痔核が急激に腫れ上がった状態を指します。肛門周囲の血管が破れ、血の塊(血栓)が形成されることで腫脹が増悪し、強い痛みが生じます。立つ・座る・歩くなど、日常生活に大きな支障が出るほどの激痛を伴うことが一般的です。
治療は、速やかな手術(血栓除去や痔核根治術)が最も効果的とされています。ただし、この手術は高度な技術を必要とし、経験の少ない医師では対応が難しい場合があります。
そのため、教科書的にも
「手術技術の高い医師は手術を行い、技量に満たない場合は薬剤などを用いた保存的治療を行う」と記載されています。

